昨年の全米アマチュアゴルフ選手権チャンピオン、ピーター・アーライン（米）がプロ転向を決めた。

　現地時間19日、アーラインはインターナショナル・スポーツ・マネジメント社（ISM）との契約を発表。来年1月から正式にプロ選手としてスタートすることになる。世界ランク2位のリー・ウェストウッド（英）、全英オープン覇者ダレン・クラーク（北アイルランド）、マスターズ王者チャール・シュワーツェル（南ア）らを抱えた同社は現在、飛ぶ鳥を落とす勢いだ。全米オープン王者のローリー・マキロイ（北アイルランド）は10月に同社から離脱したが、アーライン参入で新たなスター候補生を抱えたことになる。

　同社の拠点が英国という事情もあり、アーラインのプロデビュー戦は来年の欧州ツアー、アブダビHSBCゴルフ選手権（現地時間2012年1月26?29日／UAE、アブダビGC）の予定で、欧州ツアーや欧州チャレンジツアーを中心にプレーすることになるという。

　アーラインの父ウォリー氏がゴルフ用品メーカー、アクシネット社のCEOであることはよく知られているが、息子は自分の足でプロとしての第一歩を踏み出した。