東尾理子の苦しい戦いが続いている。

　来季の出場権をかけ、5日間の長丁場で行われる米女子ツアー、LPGAファイナル・クォリファイング・トーナメントは、フロリダ州デイトナビーチのLPGAインターナショナルG＆CCを舞台に現地時間11月30日、第3ラウンドの競技を終了。強風のため体感温度がぐっと下がり難しくなったコンディションの中、今季シード落ちしている東尾は、4オーバー76と巻き返せずに通算10オーバー。106位タイに低迷している。4日間72ホールで70位タイ以内に入らないと最終ラウンドに進むことができないため、東尾にとっては依然厳しい状況だ。

　上位は通算10アンダーまでスコアを伸ばしたジェーン・パーク（米）が単独トップ。2打差の2位にケリー・キーニー（米）が続いた。2人とも07年シーズンにシード権を失って、今大会に挑む再チャレンジ組。尚、今大会で17位までの選手が来季のシード権＝フル出場権を獲得。18位から35位までの選手に条件付きシード権が与えられる。