2005年全米オープン覇者、マイケル・キャンベル（ニュージーランド）が母国のゴルフ拡大のため、優勝を狙っている。

　現地時間29日開幕のマイケルヒル・ニュージーランド・オープンは欧州、豪州両ツアー共催のトーナメント。全米オープン優勝で母国のヒーローとなった05年、キャンベルは150万ニュージーランドドル（約1億3,000万円）をジュニアゴルフ基金に寄付し、後進の育成に力を注いだ。

　それだけに地元での人気は絶大。今大会は85年以来にナショナルオープンが南島（クイーンズタウン、ザ・ヒルズGC）で開催されるとあって、注目度が高い。低迷が続くキャンベルにとっても、刺激となるに違いない。

　また、先週のマスターカード・マスターズでプレーオフの末、アーロン・バデリー（豪）に敗れたダニエル・チョプラ（スウェーデン）も参戦。悔しさを晴らそうと勝利を目指している。