国内女子ツアーの樋口久子IDC大塚家具レディスが26日、埼玉・武蔵丘GCで開幕した。第1ラウンドは4アンダー68をマークしたイ・ジヒョン（韓）が単独首位に立ち、1打差の2位タイに前週優勝の古閑美保、全美貞（韓）、ニッキー・キャンベル（豪）、タミー・ダーディン（豪）が続き、上位は外国勢の活躍が目立っている。

　2週連続Vを狙う古閑が好スタートを切った。ディフェンディング・チャンピオンの福嶋晃子、横峯さくらと同組でのラウンドとなったこの日、古閑は1番で幸先良くバーディを奪うと、3、5番もバーディ。6番で1つボギーを叩いたが、ハーフターン後の12番でもスコアを伸ばして、4バーディ、1ボギーの3アンダー69でホールアウト。首位に1打差の2位タイにつけた。また、横峯はイーブンパー72で回り15位タイ、福嶋は2オーバー74で45位タイと出遅れた。

　一方、首位のイは、今季からツアーに参戦している21歳。ここまで30試合に出場して最高は7位タイで賞金ランキングは現在47位。しかし先々週の大会で15位タイ、先週は11位タイと、このところ調子は上向きなだけに、好発進を生かしツアー初Vをつかみたいところだ。

　その他上位は、トップと2打差の6位タイに有村智恵、和田委世子、藤本麻子（作陽高等学校2年）がつけ、1アンダー71、9位タイに飯島茜、馬場ゆかりら6人が並んでいる。