国内女子ツアーのSANKYOレディースオープン（群馬・赤城CC）は6日、第2ラウンドの競技を終了。前日7位タイの原江里菜が終盤一気にスコアを伸ばし、5アンダー67をマーク。通算7アンダーとし、2位タイの全美貞（韓）、大場美智恵に1打差をつけリーダーボードの最上段に浮上した。

　ルーキーがプロ初勝利に王手をかけた。2アンダー7位タイからスタートした原はこの日、前半を2バーディ、1ボギーの1アンダーで折り返す。後半はスコアカード通りのプレーを続けると、15番からは4連続バーディと圧巻のゴルフを披露し、6バーディ、1ボギーの5アンダー67。通算7アンダーで混戦模様のトーナメントをリードした。4月のライフカードレディスゴルフトーナメントでは2位に入るなど優勝する力は十分あるだけに、今大会で初Vを飾りたいところだ。

　また、ディフェンディング・チャンピオンの諸見里しのぶが、ノーボギーの7アンダー65と爆発。猛チャージで前日の44位タイから、上田桃子、大山志保、山口裕子と並ぶ通算5アンダー4位タイまでジャンプアップした。これでトップとは2打差と大会連覇を視界にとらえた。

　その他、首位と3打差の通算4アンダー8位タイに古閑美保らがつけ、通算2アンダー17位タイに飯島茜他が続く展開。また、横峯さくらは前半でダブルボギーを叩くなど波に乗れず、通算3オーバー45位タイに沈んでいる。