丸山大輔がシード獲りに向け執念を見せた。

　米男子ツアーのフォールシリーズ第2戦、バイキング・クラシック（ミシシッピ州マディソン、アナンデールGC）は現地時間の29日、日没順延となった第2ラウンドの続きと第3ラウンドを行い、予選ラウンドを通算1アンダー48位タイでクリアした丸山大輔が、7アンダー65と大爆発。通算8アンダーまでスコアを伸ばし、首位と5打差の9位タイにジャンプアップした。

　この日10番スタートの丸山（大）は正確なショットと安定したパットで着実にバーディを重ね、前半終了間際の18番パー5で1つ目のイーグル奪取に成功。4アンダーで折り返したあと5番パー5で再びイーグルを奪う派手なゴルフを見せた。現在賞金ランク188位と、上位125人に与えられる来季のシード権への道は厳しいが、今大会で上位に入れば一発逆転のチャンス。最終日は欲張らず、自然体で自分のゴルフを貫いてもらいたい。

　上位は通算13アンダーの単独トップにデビッド・ブランショウ（米）、2打差の2位にビル・ハース（米）。通算10アンダー3位タイに、この日のベストスコア8アンダー64をマークしたチャド・キャンベル（米）の他、ショーン・ミキール（米）とジョンソン・ワグナー（米）が続く展開。尚、丸山茂樹はカットラインに1打足りず、予選で姿を消している。