宮里藍が4週ぶりの実戦で米女子ツアー初優勝を目指す。

　現地時間27日に同ツアーの新規トーナメント、ナビスターLPGAクラシック（アラバマ州プラットビル、ロバート・トレント・ジョーンズ・ゴルフトレイル）が開幕する。同ツアーに常駐している宮里だが、4週前のステート・ファーム・クラシック最終ラウンドを体調不良で無念の棄権。以来、休養と練習に専念してきた。

　ディフェンディング・チャンピオンだった日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯に出場せず、国内に戻ることもなく、米国に骨を埋める覚悟の日々。その間に同ツアーはソルハイムカップが開催され、オープンウイークもあって試合から離れていたが、実戦への意欲は満々だ。

　ロレックスランキング（女子世界ランキング）首位を突っ走るロレーナ・オチョア（メキシコ）、メジャー最年少優勝者のモーガン・プレセル（米）らも、闘志を燃やしている。宮里がここに入り込むことができれば、シーズン終盤での追い上げが見えてくるはずだ。

　一方、予選落ちが続いている東尾理子も参戦。4日間戦うことを目標に初日のティーグラウンドに立つ。