その他
P.ミケルソン、ツアーに苦言!
2007年9月5日(水)午前0:00
ライバルを倒してゴキゲンのフィル・ミケルソン(米)だが、その一方でツアースケジュールに対して疑問を投げかけた。
今年から始まった米男子ツアーのフェデックスカッププレーオフシリーズのため、例年のスケジュールを変更して第1戦、第2戦でプレーしたミケルソン。いつもならすでにオフに突入し、ライダーカップやプレジデンツカップ以外はサンディエゴの自宅で3人の子供たちと過ごしている頃だが、今季は戦場に身を置き、ついにタイガー・ウッズ(米)を倒した。
しかし現地時間4日、優勝したドイツ銀行選手権会場で「ツアーのことを考え、ゴルフ界のことを考えればサポートしたいのはもちろんだ。でも、私生活も大切にしたい。バランスを取るのは難しい」とコメント。フェデックスカップポイントランキング1位に浮上したが、次のBMW選手権欠場を決めた。「難しい選択だった」と言いながらもその態度はキッパリしたものだった。
元を正せば、シーズンが長く、賞金が高くなり過ぎたことでトッププレーヤーたちが出場しない試合が増え、それがメジャー終了後の秋口に集中。それに対する解決策として、PGAツアーのコミッショナー、ティム・フィンチェム氏が導入したのがプレーオフシリーズだ。このシステム最大のターゲットは、タイガーではなくオフシーズンの長いミケルソンだとも言われており、最初の2戦に参戦したことで、「フィンチェムの勝ち」と言う声もあったほど。だが、これにミケルソンが反発したというわけだ。
初戦はタイガー、2戦目はアーニー・エルス(南ア)が欠場。3戦目でミケルソンを欠くとなれば、フィンチェム氏の目論みどうりというわけにはいかない。今後に遺恨を残しそうな成り行きを、関係者はかたずを呑んで見守っている。
今年から始まった米男子ツアーのフェデックスカッププレーオフシリーズのため、例年のスケジュールを変更して第1戦、第2戦でプレーしたミケルソン。いつもならすでにオフに突入し、ライダーカップやプレジデンツカップ以外はサンディエゴの自宅で3人の子供たちと過ごしている頃だが、今季は戦場に身を置き、ついにタイガー・ウッズ(米)を倒した。
しかし現地時間4日、優勝したドイツ銀行選手権会場で「ツアーのことを考え、ゴルフ界のことを考えればサポートしたいのはもちろんだ。でも、私生活も大切にしたい。バランスを取るのは難しい」とコメント。フェデックスカップポイントランキング1位に浮上したが、次のBMW選手権欠場を決めた。「難しい選択だった」と言いながらもその態度はキッパリしたものだった。
元を正せば、シーズンが長く、賞金が高くなり過ぎたことでトッププレーヤーたちが出場しない試合が増え、それがメジャー終了後の秋口に集中。それに対する解決策として、PGAツアーのコミッショナー、ティム・フィンチェム氏が導入したのがプレーオフシリーズだ。このシステム最大のターゲットは、タイガーではなくオフシーズンの長いミケルソンだとも言われており、最初の2戦に参戦したことで、「フィンチェムの勝ち」と言う声もあったほど。だが、これにミケルソンが反発したというわけだ。
初戦はタイガー、2戦目はアーニー・エルス(南ア)が欠場。3戦目でミケルソンを欠くとなれば、フィンチェム氏の目論みどうりというわけにはいかない。今後に遺恨を残しそうな成り行きを、関係者はかたずを呑んで見守っている。