ディフェンディング・チャンピオンのキンバリー・キム（米）を大差で下した、アマンダ・ブルーメンハースト（米）が決勝戦へ駒を進めた。

　女子アマナンバー1を決定する全米女子アマチュア選手権はインディアナ州カーメル、クルックドスティックGCを舞台に現地時間の11日、マッチプレー形式の準決勝2試合を行い、連覇を狙うキムを5アンド3で破ったブルーメンハーストと、世界ジュニアチャンピオンのハナ・ジャン（韓）を2アンド1で下したマリア・ホゼ・ウリベ（コロンビア）の2人が決勝で激突することになった。

「最後のパットを決めたときは、すごくホッとした」と15メートル近いスネークラインを沈め勝利をもぎ取り、派手なガッツポーズを見せたウリベ。今週行われている米男子ツアーの全米プロゴルフ選手権で、母国の第一人者カミロ・ビジェガスは24位タイに後退したが「彼も私も揃って優勝します！」と威勢がいい。

　一方「いいストロークをしているのにパットが入ってくれなかった」と嘆く昨季の覇者キムを尻目に、11番から4連続バーディを奪って勝負を決めたブルーメンハーストは、バッグを担ぐ叔父の「ラインの読みが素晴らしかった」と二人三脚での勝利を強調。決勝は来月からUCLAに通うウリベと、デューク大のブルーメンハーストが36ホールの長丁場に挑む。