今年の全英オープン王者、パドレイ・ハリントン（アイルランド）が、米国時間23日発表の世界ランキングで前週までの10位から6位に浮上した。

　同大会最終日、最終ホールでカーヌスティー名物のバリーバーンに2度捕まってダブルボギーを叩きながら、セルヒオ・ガルシア（スペイン）とのプレーオフを制して初のメジャータイトルを手にしたハリントン。同ランク自己最高位に並ぶ6位で、再びその存在感を示している。ハリントンは欧州ツアー賞金ランキングでも首位の座につき、2年連続賞金王タイトルも見えてきた。

　また、第1ラウンドから全英オープンを引っ張ったものの、最後の最後で力尽きたガルシアは8位へとランクアップしている。

　その他、大会最終日に10バーディの猛攻を見せたアンドレス・ロメロ（アルゼンチン）は51位。同週開催の米ツアー、USバンク選手権・イン・ミルウォーキーでツアー初優勝を果たしたジョー・オギルビー（米）は209位から一気に135位へ浮上。

　1位タイガー・ウッズ（米）、2位フィル・ミケルソン（米）、3位ジム・フューリック（米）の上位陣に変動はない。