国内男子ツアーの?全英への道?　ミズノオープンよみうりクラシックが21日、兵庫・よみうりCCで開幕。第1ラウンドは7アンダー65をマークしたブレンダン・ジョーンズ（豪）が尾崎健夫、細川和彦、デビッド・スメイル（ニュージーランド）の3人に1打差をつけ、単独首位に立った。

　現地時間7月19日からスコットランド、カーヌスティーGCで始まる、全英オープン出場への日本予選最終戦を兼ねた今大会で、ツアー通算6勝のジョーンズが好スタートを切った。ジョーンズは前半を2バーディで折り返すと、後半は怒涛の5バーディを奪って、ノーボギーの完璧なプレーを披露。7アンダー65で単独トーナメントリーダーに躍り出た。

　4月のつるやオープンゴルフトーナメントで既に今季1勝を挙げているジョーンズは、現在賞金ランク3位。しかし、5月の日本プロゴルフ選手権から今大会までの5試合の獲得賞金で本戦出場権を争う全英ランクでは14位と、上位2名に与えられるメジャー行きには苦しい状況。今大会で上位4名までに入れば、同じく全英への切符が与えられるが、ここで勝って、文句なしにメジャーに乗り込みたいところだ。

　また、今季は欧州ツアーに専念し、今大会が国内初戦となった大会ホストプロの手嶋多一は、6バーディ、1ボギーの5アンダー67と上々の滑り出し。井戸木鴻樹、白佳和と並び5位タイの好位置につけている。

　その他、全英ランクトップの近藤智弘は、2アンダー70で24位タイからのスタート。同ランク2位の伊澤利光は1アンダー71で回り、35位タイ。尾崎将司は2オーバー74、98位タイと出遅れている。