全英オープンを前に盛り上がる欧米両ツアーをよそに、98年全英王者、マーク・オメーラ（米）が念願の米チャンピオンズツアー初優勝に向けて気合を入れなおしている。

　07年から同ツアーに参戦し今年が3年目となるオメーラだが、何度も優勝のチャンスがありながら、これを逃し続けている。現地時間10日からの3M選手権（ミネソタ州ブレイン、TPCツイン・シティーズ）に出場するオメーラは、先週のレギュラーツアー、AT＆Tナショナルで完全復活を遂げた親友、タイガー・ウッズ（米）の勝利に強烈な刺激を受けて大会に臨む。

　もちろん昨年の賞金王、ベルンハルト・ランガー（独）を始め、ニック・プライス（ジンバブエ）、ジェイ・ハース（米）、ベン・クレンショー（米）ら実力者達も揃って参戦。レギュラーツアーに負けないように、技を競い合う。尚、日本勢は出場しない。