天候が回復したニューヨークでフレッド・ファンク（米）が首位を快走している。

　米チャンピオンズツアーのディックス・スポーティング・グッズ・オープン（ニューヨーク州エンディコット、エンジョイGC）は現地時間の27日、荒天のためサスペンデッドとなった第1ラウンドの続きと第2ラウンドを行った。前日から快調なゴルフを披露しているファンクが、第2ラウンドで3連続を含む8つのバーディ（1ボギー）を量産。2ラウンド連続で60台半ば（64-65）のスコアをマークし、通算15アンダーで単独トップの座を守った。

　ファンクを追いかけるのはこの日9アンダー63と爆発したロニー・ブラック（米）、ディフェンディング・チャンピオンのエドアルド・ロメロ（アルゼンチン）、ロニー・ニールセン（米）の面々で通算12アンダー2位タイ。トーナメントリーダーに4打差の単独5位にゲイリー・ホールバーグ（米）がつけている。

　日本勢は尾崎直道が第1＆第2ラウンドともに3アンダー69にスコアをまとめ、通算6アンダー22位タイ。今週の尾崎はパットが好調で、第2ラウンドでは18ホール『25』パットに収めている。これでショットの切れが戻ったら、最終日は猛チャージが期待出来そうだ。もう1人、青木功は第2ラウンドの出だし直後に連続ボギーを叩いた後、4つのバーディを奪い返して2アンダー70で回った。だが、通算1アンダーは50位タイに低迷している。