パットの名手、ローレン・ロバーツ（米）が今季初優勝を飾った。

　米チャンピオンズツアー、ACEグループ・クラシック（フロリダ州ネイプルズ、TPCトレビソ・ベイ）は現地時間22日、最終ラウンドの競技を行った。首位に1打差の通算3アンダー2位タイでスタートしたロバーツは、初日、2日目に続き好調なショットを生かし、5バーディ、1ボギーの4アンダー68でホールアウト。前日トップのジーン・ジョーンズ（米）を1打差で逆転し、通算7アンダーで同ツアー9勝目を決めた。

　実力者として同ツアーの顔だったロバーツは、昨季に勝ち星が1つしかなく、悔しい思いを何度も味わった。だが、今季は早い時期に優勝したことで、またしても怖い存在になりそうな気配を漂わせている。

　通算5アンダー3位タイに08年同ツアー賞金王のベルンハルト・ランガー（独）、ベン・クレンショー（米）ら4人。ニック・プライス（ジンバブエ）が5アンダー67の好スコアをマークし、通算3アンダー7位タイに食い込んだ。

　第1ラウンド58位タイと出遅れながら、前日33位タイにじわじわと順位を上げた尾崎直道はイーブンパー72でプレー。通算3オーバー29位タイで大会を終えた。