20歳J.スピース、昨年王者破りベスト8進出!
2014年2月22日(土)午前11:31
20歳のジョーダン・スピース(米)が大会の台風の目になりそうだ。
世界ゴルフ選手権(WGC)シリーズの初戦 WGC-アクセンチュア・マッチプレー選手権(アリゾナ州ザ・ゴルフクラブ at ダブマウンテン)は現地時間21日、3回戦8マッチを行いベスト8が出揃った。ローリー・マキロイ(北アイルランド)やヘンリック・ステンソン(スウェーデン)ら上位シードの選手たちが相次いで姿を消す中、注目は何といってもスピースその人。
3回戦ではディフェンディング・チャンピオンのマット・クーチャー(米)相手に、獲りつ獲られつの接戦を演じ、どちらが勝ってもおかしくない展開に。しかし1アップで迎えた17番ホール。後がないクーチャーがバーディ奪取に失敗する中、スピースは見事バーディを決めて2アップ。1ホールを残し2アップで勝利を決め、準々決勝進出を決めた。
その他ルイス・ウーストハウゼン(南ア)がウェブ・シンプソン(米)を5アンド4の大差で下し、ジョージ・コージー(南ア)を3アンド1で破ったジェイソン・デイ(豪)が準々決勝進出。
また前日マキロイを撃破したハリス・イングリッシュ(米)との接戦をベテラン、ジム・フューリック(米)が1アップでものにし、リッキー・ファウラー(米)が逆転でセルヒオ・ガルシア(スペイン)に勝利。アーニー・エルス(南ア)、グラエム・マクドウェル(北アイルランド)がそれぞれジェイソン・ダフナー(米)とハンター・メイハン(米)といったマッチプレー巧者を破って勝ち上がったが、前週涙の優勝を飾ったブッバ・ワトソン(米)は格下のビクトル・ドゥブイソン(仏)に1ダウンで敗れ、ベスト8進出ならなかった。
4日目の土曜日はウーストハウゼン vs. デイ、フューリック vs. ファウラー、エルス vs. スピース、マクドウェル vs. ドゥブイソンが準々決勝で激突することになる。