世界ランクNo.1のタイガー・ウッズ（米）が、フロリダ州に所持する不動産を5,450万ドル（約46億円）の抵当に入れたことが明らかになった。

　昨年11月末の深夜、同州オーランド郊外の自宅近くで自損事故を起こしたのがきっかけで数々の女性スキャンダルが発覚。4か月余もツアーから離れることを余儀なくされ復活優勝できずにあえいでいるタイガーだが、現地時間8月23日にエリン前夫人との正式離婚が成立した。2人の子供の親権はどちらも持つことになったが、タイガー側は莫大な慰謝料を支払うことが話題となっていた。

　そんな事情もあってウォーターフロントに建設中だった豪邸などの不動産を抵当に入れることになったようだ。タイガー側もエリン前夫人側も、この件に関してはノーコメントを貫いているが、公式資料によれば2016年1月までローンの返済をすることになっているという。

　正式離婚の成立ですっきりしたのか、米男子ツアーのプレーオフシリーズではいい感触を取り戻しつつあるタイガー。スキャンダルがらみのニュースが消える日は遠い上、その代償は大きい。それでも今できることはいいプレーをすることだけと感じているようだ。（STATS-AP）