初日40位タイと出遅れていたディフェンディング・チャンピオンのチャール・シュワーツェル（南ア）が、一気にリーダーボードの最上段へと駆け上がった。

　南アフリカのサンシャインツアーと欧州ツアーの共催大会最終戦、ジョバーグ・オープン（南ア、ロイヤル・ヨハネスブルク＆ケンジントンGC）は現地時間14日、第2ラウンドの競技を行ったが雷雨のため3時間の中断を余儀なくされサスペンデッドが決定。そんな中、10バーディ、ノーボギーの10アンダー『61』をマークしたシュワーツェルが通算13アンダーまでスコアを伸ばし、ガース・ムルロイ（南ア）、ジェイミー・エルソン（英）と並び暫定ながら首位タイに浮上した。1打差の暫定4位タイでタイロン・モード（南ア）、トーマス・エイケン（南ア）、ジェームス・キングストン（南ア）の地元勢が続いている。

　大会前は「ショットの調子が今ひとつ」と語っていたシュワーツェルだが、この日は「ドライバーもアイアンも完璧だった。ほとんど全てのホールでバーディチャンスをつくることが出来た」と満足げ。やはり連覇を狙った前週のアフリカ・オープンでは惜しくもプレーオフ進出を逃し、勝ったルイス・ウーストハウゼン（南ア）に1打差の4位タイに終わっているだけに、今週こそは『61』を連覇に繋げたいものだ。