今週米チャンピオンズツアーデビューを飾ったトム・レーマン（米）が賞金王ベルンハルト・ランガー（独）とのコンビで快調なスタートを切った。

　同ツアーのリバティ・ミューチュアル・レジェンズ・オブ・ゴルフ（ジョージア州サバンナ、ウェスティン・サバンナ・ハーバーリゾート＆スパ）は2人1組で戦うチーム戦で行われる。現地時間の24日に開幕し、第1ラウンドは2人のうち良い方のスコアを採用するベターボール方式。この日ファジー・ゼラー（米）＆ジョン・ジェイコブス（米）組と11アンダー61で首位を分け合ったのがレーマン＆ランガー組だった。

　1打差の3位にサンディ・ライル（英）＆イアン・ウーズナム（ウェールズ）組。前週遂に同ツアー初優勝を飾ったニック・プライス（ジンバブエ）はマーク・オメーラ（米）とのコンビで、トップタイに2打差の4位タイで続いている。

「デビュー戦にはちょうど良いイベントだね」と3月で満50歳になったレーマン。終盤の17番パー3でティーショットを1メートル以内に寄せて楽々バーディを奪取。チームに貢献すると「ストレスのないラウンドだった」と笑顔を見せた。

　その他、今大会初出場のグレッグ・ノーマン（豪）はキース・ファーガス（米）とのコンビで6アンダー66、11位タイからのスタート。同じ11位タイには連覇を狙うトム・ワトソン＆アンディ・ノース（ともに米）組がつけている。