現地時間2日、2014年度ライダーカップ（26?28日／スコットランド、グレンイーグルス）に出場する米国、欧州チームそれぞれのキャプテンピック3枠が発表され、ついに代表24選手が出そろった。

　米国チーム最後の3枠に収まったのはキーガン・ブラッドリー、ハンター・メイハン、ウェブ・シンプソン。前週米男子ツアーのプレーオフシリーズ第2戦 ドイツ銀行選手権で優勝し、有力候補のひとりと言われたクリス・カークは残念ながら選出されなかった。

　最初に名前を呼ばれたブラッドリーはここ2年勝ち星からは遠ざかっているが、前回2012年大会のチーム戦ではフィル・ミケルソンと組んで3戦全勝と活躍。トム・ワトソン主将もそのあたりの勝負強さをかったようだ。

　米国チームは上記3人に、バッバ・ワトソン、リッキー・ファウラー、ジム・フューリック、ジミー・ウォーカー、ミケルソン、マット・クーチャー、ジョーダン・スピース、パトリック・リード、ザック・ジョンソンの自動選出メンバー9人を加え、2008年以来3大会ぶりの覇権奪回に挑む。

　一方、欧州チームはスティーブン・ギャラハー（スコットランド）、イアン・ポルター（英）、リー・ウェストウッド（英）が、主将のポール・マクギンリー（アイルランド）から新たに指名を受けメンバー入りを果たした。

　ギャラハーにとっては母国でのうれしいライダーカップデビュー。また、ウェストウッドは1997年大会に出場してから今回で9大会連続での出場となり、欧州代表としては11回のニック・ファルド（英）、10回のベルンハルト・ランガー（独）、クリスティー・オコナー（アイルランド）に次ぎ、ダイ・リーズ（ウェールズ）と並ぶ歴代4位の記録を樹立した。

　欧州チームは他に、ローリー・マキロイ（北アイルランド）、ヘンリック・ステンソン（スウェーデン）、セルヒオ・ガルシア（スペイン）、ジャスティン・ローズ（英）、マーティン・カイマー（独）、トーマス・ビヨーン（デンマーク）、ビクトル・ドゥブイソン（仏）、ジェイミー・ドナルドソン（ウェールズ）、グラエム・マクドウェル（北アイルランド）が自動選出での出場を決めている。