興和株式会社は14日に都内で会見を行い、7月1日に発売される外用消炎鎮痛薬バンテリンコーワシリーズの新商品「バンテリンコーワ液 W」のCMに、有村智恵を起用すると発表した。

　25周年を迎えた「バンテリン」シリーズだが、同社は世界で初めてインドメタシンを外用薬に使用した実績を持つ。現在、第ニ世代製剤（バンテリン、フェイタス、ボルタレンAC等）ではシェアNo.1（2009年度・45.3％）を誇り、一般にも広く知られている。既にメジャーリーガーの松坂大輔やテニスのクルム伊達公子などトッププレーヤーをCMキャラクターに起用しているが、今回発売の新商品には「ひたむきでフレッシュな有村プロのイメージが新商品にピッタリ」（同社取締役専務執行役員・白石浩一氏）ということで、白羽の矢が立ったようだ。

「父がゴルフの後に腰などにバンテリンを塗っていたので『痛みにはバンテリンを塗る』というイメージがあった」と同商品の印象を語った有村。CMに起用されたことについては「自分以上に父がすごく喜んでくれた。バンテリンの顔になるからにはどこが痛いとか言ってはいけない。万全な状態を保ちます」と意気込んでいた。

　今後渡米し丸々3週間を海外で戦う有村だが「今の自分が世界でどれだけ通用するか試すいい機会」と、長期海外での転戦にもバンテリン持参で準備万端の様子。新TV-CMの撮影は14日の午後からスタートし、8月初旬にオンエア予定となっている。