レギュラーツアーでも活躍するフレッド・ファンク（米）がメジャー制覇に向け好スタートを切った。

　米チャンピオンズツアー最高峰のメジャー、全米シニアオープン選手権がコロラド州コロラドスプリングスのブロードムア・リゾートを舞台に現地時間の7月31日開幕。第1ラウンドは1イーグル、4バーディ、1ボギーの5アンダー65をマークしたファンクが単独トップに立った。

　1打差の2位に前週の全英シニアオープンでプレーオフを戦い惜敗を喫したジョン・クック（米）がつけ、2打差の3位タイにトム・カイト（米）、モリス・ハタルスキー（米）、エドアルド・ロメロ（アルゼンチン）他が続いている。レギュラーツアーの全英オープンで優勝争いを演じ注目を浴びたグレッグ・ノーマン（豪）は、イーブンパー70で15位タイからのスタート。優勝候補のベルンハルト・ランガー（独）は2オーバー72とふるわず、29位タイとやや出遅れた。

　日本勢はフェアウェイキープ率93パーセントと正確なショットを披露した友利勝良が、1バーディ、1ボギー、1ダブルボギーの2オーバー72で回りランガーと同じ29位タイにつけたのが最高。アメリカ常駐組の尾崎直道は2バーディ、4ボギー、1ダブルボギーの4オーバー74を叩き、58位タイと出遅れた。またスポット参戦の室田淳は、10オーバー80の大叩きで134位タイ。予選突破が難しい状況に陥っている。