ネイションワイドツアーがついに南米へ進出する。

　PGAツアーは現地時間10日、下部ツアーであるネイションワイドツアーに2010年シーズンから新たに加わる新規トーナメントを発表。同ツアーで初めて南米（コロンビア）に舞台を移して大会が開催されることが明かされた。

　大会名はパシフィック・ルビアレス・ボゴダ・オープンと名付けられ、イベント会場は同地ボゴダのザ・カントリークラブ・オブ・ボゴダと決定した。スポンサーはコロンビア最大の天然ガス会社。しっかりとした後ろ盾をつけてトーナメント開催にこぎつけたのには、やはりレギュラーツアーで活躍する同国出身選手カミロ・ビジェガス（コロンビア）の存在があるのは間違いない。

「ネイションワイドツアーなしには、今の自分はなかっただろう。僕の国でネイションワイドツアーが行われるのは素晴らしい」と口にしたビジェガス。米国内が不況であると言う裏事情もあるが、ゴルフのグローバル化という点では大歓迎すべきことだろう。