スキャンダルまみれのタイガー・ウッズ（米）をついにスポンサーが見放し始めた。

　年間計約1億ドル（約88億円）のスポンサー収入を得ているタイガーだが、これまで6年間、スポンサー契約を結んでいたコンサルティング会社・アクセンチュアが契約の解除を発表したのだ。

「ここ2週間の出来事により彼は“広告塔”（企業の顔）とは言えない」という痛烈な言葉で契約を破棄されてしまったタイガー。ゴルファーとしてのタイガーを評価し、契約継続を表明した時計メーカー、タグ・ホイヤー社とは対照的なかたちとなった。だが、WGC-アクセンチュア・マッチプレー選手権の冠スポンサーでもあるアクセンチュア社の契約解除は、タイガーだけではなくツアーにとっても大きな痛手となったのは間違いなく、不倫の代償はとてつもなく高くつくようだ。（STATS-AP）