2日に開幕するメジャー前哨戦、ゴルフ5レディスプロゴルフトーナメント（岐阜県、みずなみカントリー倶楽部）が熱い。

　次週に国内女子ツアーの今季公式戦第2戦、日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯（8?11日／千葉県、キングフィールズゴルフクラブ）を控える同大会は、選手たちが最後の調整をかねて全力を尽くす場となるはずだ。

　今大会は現在賞金ランク1位のアン・ソンジュ（韓）、同2位の有村智恵が欠場ため、賞金ランク上位進出を目指す選手たちにとっては絶好のチャンス。その中で、先週のニトリレディスゴルフトーナメントで積極的なプレーを披露してツアー初優勝を飾った笠りつ子、その笠に惜しくも敗れた表純子、さらに3位タイに入った全美貞（韓）など現在好調な面々や、ディフェンディング・チャンピオンの飯島茜、賞金ランク2位の佐伯三貴、同ランク5位の横峯さくら、馬場ゆかり、諸見里しのぶら実力者が中心となって大会を盛り上げる。

　さらに、大会歴代優勝者で、今季復調の気配があるベテランの福嶋晃子、2週前のCAT Ladiesで優勝を目前にしながら有村に負けて涙した森田理香子らもあなどれない。

　また、今年度のプロテスト合格組にも注目だ。主催者推薦の土岐香織、堀奈津佳、高島早百合、さらに主催者推薦選考会を通過した青木瀬令奈、園田絵里子らが先輩に混じって大暴れを目論んでいる。