国内女子ツアーのマンシングウェアレディース東海クラシックは19日、愛知県の南愛知CC美浜Cを舞台に開幕した。第1ラウンドのこの日、今季未勝利の横峯さくらが、5バーディ、1ボギーの4アンダー68をマーク。安定したゴルフで、諸見里しのぶと共に首位タイの好発進を切った。

　上位は、トップと1打差の3位タイに李知姫（韓）、山口裕子、小俣奈三香、新崎弥生の4人が続き、注目の上田桃子が古閑美保と並び2アンダー70で7位タイ。NEC軽井沢72ゴルフトーナメントを制した原江里菜が、2バーディ、1ボギーの1アンダー71にスコアをまとめ、不動裕理、三塚優子らと同じ9位タイにつけている。

　今季未勝利の横峯が最高のスタートを見せた。この日は、4、5番で連続バーディを奪い波に乗ると、8番もバーディとして3アンダーでハーフターン。後半に入っても勢いを維持して11番と17番でスコアを伸ばした。最終18番パー4ではボギーを叩いたものの、4アンダー68でホールアウト。首位タイの好位置を確保し、昨季の中京テレビ・ブリヂストンレディスオープン以来となる通算9勝目を視界に捉えた。

　その他、今季廣済堂レディスゴルフカップで勝利を挙げている飯島茜が、1オーバー73で30位タイにつけたが、有村智恵は北田瑠衣、宋ボベ（韓）、若林舞衣子らと同じ4オーバー76、70位タイと大きく出遅れた。尚、現在賞金ランクトップの福嶋晃子は出場していない。