国内女子ツアーのフジサンケイレディスクラシックが22日、川奈ホテルゴルフコース富士コース（静岡県）で開幕する。

　同コースは、今では日本でも珍しくなった目のきつい高麗グリーンと、海から吹きつける強風、さらにコース設計者アリソンの名をつけられたアゴの高いバンカーや、うねりのあるフェアウェイを有する。今季のフジサンケイレディスクラシックは、この難コースをディフェンディング・チャンピオンの服部真夕、昨季の賞金女王アン・ソンジュ（韓）、開幕戦Vの朴仁妃（韓）に加え、女王奪還に燃える横峯さくら、有村智恵、諸見里しのぶ、上田桃子ら実力者が必死で攻略する姿が見ものとなる。

　国内女子ツアーは東日本大震災の影響で4試合が中止になったこともあり、選手たちはプレーできるありがたさを心から実感している。それだけに、例年ドラマチックな展開を呼ぶこの大会がさらに盛り上がるのは必至だ。