宮里藍、上田桃子の全英女子オープントップ10入りコンビが日本ツアーに戻ってくる。

　国内女子ツアーのNEC軽井沢72ゴルフトーナメント（13?15日、長野・軽井沢72ゴルフ北C）は、4週間ぶりのツアー開催とあって主力選手が軒並み出場。加えて米ツアーを主戦場に活躍する宮里、上田の2人も参戦し激戦が繰り広げられる。

　今季国内ツアー4戦目の宮里は、現在ロレックスランキング（女子世界ランキング）3位。宮里が出場するだけで大会の加算ポイントも上がるとあって、他の選手も気合が入るが、同ランクNo.1を取り返したい宮里も勝ちにきている。全英女子オープンでは初日に大きく出遅れながら追い上げて9位タイに入る実力者ぶりを見せているだけに、日本中のファンが注目する中で、世界レベルのプレーを見せたいところだ。

　一方の上田は、宮里とは対照的に全英最終日に失速しての9位タイ。最後は崩れたもののメジャーの舞台で自信をつけており、久々の日本で大暴れしそうな気配を漂わせている。

　ディフェンディング・チャンピオンの有村智恵、大会4勝の福嶋晃子、昨季賞金女王の横峯さくら、諸見里しのぶ、不動裕理、古閑美保らがいずれも久々のトーナメントにターゲットを絞ってきている。ここに、アマチュアながらステップアップツアー、ANA PRINCESS CUPでプロを相手に優勝した高橋恵、石川遼の妹・葉子の中学生コンビも参戦し、避暑地の夏を熱く盛り上げる。