宮城・東北高出身で女子プロゴルファーの有村智恵は13日、東北地方太平洋沖地震における救済支援を目的としたチームチャレンジ『TEAM JAPAN＃GOLF』を立ち上げた。同日に陸上競技の為末大選手が地震救済チャレンジ『TEAM JAPAN』と題した寄付金を募る活動を開始しており、これに賛同した有村はゴルフ界のチームチャレンジとして自身のブログで募金活動への参加を訴えている。

　専門サイトを利用しての募金活動となっているが、為末選手の『TEAM JAPAN』にはすでに多くのスポーツ選手が賛同者として集まり、13日夜の時点で募金額は200万円以上。「日本が一つになって、この災害を乗り切りましょう」という為末選手の呼びかけに応えた形である有村の『TEAM JAPAN＃GOLF』も、現時点で50万円を超える寄付金を集めているとあって、ゴルフ界から被災者支援の輪が広がることを今後も求めていくという。

　なお、有村が主戦場とする国内女子ツアーでは、この度の東日本大震災の影響でシーズン第2戦のヨコハマタイヤゴルフトーナメント PRGRレディスカップ（11?13日／高知・土佐カントリークラブ）、シーズン第3戦のTポイントレディス ゴルフトーナメント（18?20日／鹿児島高牧カントリークラブ）と、2大会連続での開催中止がすでに決定している。