国内女子ツアーを主催する日本女子プロゴルフ協会は14日からの3日間、入会1年目と2年目の選手たちを対象とした新人セミナーを開催。社会人にふさわしいマナーや女子プロゴルファーとしての心構えを伝授した。同ツアーには毎年のように若い選手が入ってくることもあって、社会人としての教育は非常に大切だ。特にスポーツ選手は子供たちのお手本となり、またプロゴルファーとしてもファンやアマチュア選手に常に見られていることを意識しなくてはならない。

　このセミナーは1996年から毎年行われているが、2008年からは国税局などの協力で税金に関する基礎知識の講義も含まれている。今季の賞金女王でツアー参戦1年目ながら1億4,500万円を稼ぎ出したアン・ソンジュ（韓）は、「税についての講義も改めて考える良い機会になりました」とコメント。講義中には1億円の実際の重さと大きさを再現したレプリカを手に持ち「お札1枚ずつの重みを実感できました」と感想を語っていた。