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海外男子

ザ・プレジデンツカップ G.ノーマンがフォーマット変更を主張!

2011年11月22日(火)午後0:48

 2大会連続でザ・プレジデンツカップの敗戦チーム主将という屈辱を味わったグレッグ・ノーマン(豪)が、同大会のフォーマット変更を提案した。

 先週、豪州のロイヤル・メルボルンGCを舞台に第9回大会を行い、歴史を重ねてきたザ・プレジデンツカップだが、ノーマン主将が率いたインターナショナルチームは通算1勝7敗1分け。米国チームに大きく水をあけられている。

 この原因が、2人が交互にボールを打つフォーサム(1つのボールを2人が交互に打つ)形式で大会がスタートすることにある、とノーマンは主張。今後、インターナショナルチームのホームで行う時に限り、プレー形式をホームチーム側が選べるようにすることを提案したのだ。

 確かにほぼ全員が米ツアーという同じフィールドで毎週プレーし、試合や練習ラウンドで一緒に回る機会が多い米国勢は、お互いのゴルフをよく理解している。さらにザ・プレジデンツカップのない年には、同じ形式で欧州勢と激突する伝統のライダーカップも行われている。これに対して米国出身でも欧州出身でもない者という条件が課されたインターナショナルチームは、米ツアー、欧州ツアー、日本ツアー、アジアンツアーなど世界中からの集合体だ。悪い言葉で言えば“寄せ集め”であり、お互いのゴルフを見る機会は少ない。こうなるとチームワークがより大切なフォーサムでは、米国チームにアドバンテージがあるというノーマン主将の主張はわからなくもない。

 実際に過去9大会の結果を見ても、フォーサムで圧倒的に米国チームがポイントを稼いでおり、インターナショナルチームのウィークポイントがここにあるのは明らかだ。同チームのベテランであるアーニー・エルス(南ア)もこれに賛成しており、大会を盛り上げるにはノーマンの提案は妥当なものと思われる。さらにノーマンは選手選考方法についても、主将推薦を2人から4人に増やすように主張。勝利に対する貪欲な姿勢を見せている。

 だが、勝利に燃える米国チーム側がこれを受け入れるかどうか。同大会は2年に1度のホームアンドアウェー方式となっており、次回の2013年は米国のオハイオ州ミュアフィールド・ビレッジGCでの開催が決まっている。もしノーマンの主張が通るとすれば、韓国開催が発表された2015年のこととなる。
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