タイガー・ウッズ（米）が自らの大会に姿を現すかどうかが話題となっている。

現地時間3日から開催される米ツアーのAT＆Tナショナル（メリーランド州コングレッショナルCC）は、タイガーがホストを務め、大会で集まった寄付金を「タイガー・ウッズ・ファウンデーション」に贈っている。

　本来ならタイガー本人の出場は必至だが、今年は全米オープンの激闘後に左ヒザの再手術をし、欠場を余儀なくされている。さらに、手術直後とあって医師からはプレーしなくてもホストとしての会場入りも止められているというのだ。

　コースに行けば公式の挨拶だけでなく、様々な人に会わなくてはならない。さすがに足をケガしているので歩き回ることはないだろうが、決して安静とはいえないだけに、医師の意見はもっともだ。だが「さあ、どうしようかな。僕はあまりいい患者じゃないから」と笑うタイガー。完治までの期間は明らかになっていないが、少なくとも今季いっぱいの戦線離脱は決定的だ。

　全米オープンでは、止める医師を振り切って91ホールの激闘を演じているタイガーだけに、またしても言うことを聞かずに現場入りしそうな気配だ。