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インターナショナルチーム、劣勢跳ね返す!
2007年9月29日(土)午前0:00
インターナショナルチームが初日の劣勢を跳ね返し、2日間合計で米国チームの7.0ポイントに対し、5.0ポイントと2.0ポイント差まで詰め寄った。
2年に1度、名誉をかけて争う米国 vs. インターナショナルのチーム対抗戦、ザ・プレジデンツカップはカナダのモントリオール、ロイヤル・モントリオールGCを舞台に現地時間28日、2日目の競技を終了。フォーボール6試合が行われ、初日負けなしの米国チームが勢いを取り戻したインターナショナルチーム相手に、1勝4敗1分と負け越した。
米国チーム最大の誤算は初戦に登場したフィル・ミケルソン、2戦目のタイガー・ウッズのビッグネーム2人が、ともに敗れたこと。ハンター・マハンとのペアで、アンヘル・カブレラ(アルゼンチン)&レティーフ・グーセン(南ア)組と対戦したミケルソンは、最終ホールでカブレラに3メートル強のバーディパットを決められ、1ダウンで惜敗。
続くタイガー&ジム・フューリック組は、ビジェイ・シン(フィジー)&スチュアート・アップルビー(豪)組の前に、良いところなく撃沈。1番でいきなりシンにバンカーからチップインバーディを決められると、14ホールで2イーグル、7バーディを奪ったインターナショナルチームに5アンド4の大差で、世界最強ペアは退けられ、米国チームはストレートでこの日の2ポイント目をゲットされた。タイガーにとって、4ホールを残して相手に5アップを許すという大敗は、フォーボールでは過去ワーストの負け方。初日好調だっただけに、思いもよらない屈辱を味わうことになった。
さらにインターナショナルチームは攻撃の手をゆるめず、地元のヒーロー、マイク・ウィアー(カナダ)とアーニー・エルス(南ア)のペアが、米国チームのザック・ジョンソン&チャールズ・ハウエルIII組を3アンド1で撃破。「ウィアーが今日は素晴らしいゴルフを見せてくれた。ボギーなしの完璧なラウンド。特にパットは鮮やかだった」とエルスはパートナーの健闘を手放しで絶賛し、チームワークの良さを伺わせた。
その後インターナショナルチームは1勝を米国チームに献上したが、この日の対戦成績を4勝1敗1分とし、4.5ポイントを獲得。初日はわずか0.5ポイントしか獲れず絶不調だったが、通算ポイントを5.0対7.0に戻したことで、明日以降の逆転に望みをつないだ。
3日目はフォーサムとフォーボール、それぞれ5試合を行い、最終日のシングルマッチ12試合になだれ込むが、今大会の対戦成績4勝1敗1分と、これまで圧倒的優位に立っている米国チームが、アウェイで逃げ切って連覇を達成するか? それともホームで戦うインターナショナルチームが残り2日で大逆転劇を演じるか? 最後まで目が離せない展開が続きそうだ。
2年に1度、名誉をかけて争う米国 vs. インターナショナルのチーム対抗戦、ザ・プレジデンツカップはカナダのモントリオール、ロイヤル・モントリオールGCを舞台に現地時間28日、2日目の競技を終了。フォーボール6試合が行われ、初日負けなしの米国チームが勢いを取り戻したインターナショナルチーム相手に、1勝4敗1分と負け越した。
米国チーム最大の誤算は初戦に登場したフィル・ミケルソン、2戦目のタイガー・ウッズのビッグネーム2人が、ともに敗れたこと。ハンター・マハンとのペアで、アンヘル・カブレラ(アルゼンチン)&レティーフ・グーセン(南ア)組と対戦したミケルソンは、最終ホールでカブレラに3メートル強のバーディパットを決められ、1ダウンで惜敗。
続くタイガー&ジム・フューリック組は、ビジェイ・シン(フィジー)&スチュアート・アップルビー(豪)組の前に、良いところなく撃沈。1番でいきなりシンにバンカーからチップインバーディを決められると、14ホールで2イーグル、7バーディを奪ったインターナショナルチームに5アンド4の大差で、世界最強ペアは退けられ、米国チームはストレートでこの日の2ポイント目をゲットされた。タイガーにとって、4ホールを残して相手に5アップを許すという大敗は、フォーボールでは過去ワーストの負け方。初日好調だっただけに、思いもよらない屈辱を味わうことになった。
さらにインターナショナルチームは攻撃の手をゆるめず、地元のヒーロー、マイク・ウィアー(カナダ)とアーニー・エルス(南ア)のペアが、米国チームのザック・ジョンソン&チャールズ・ハウエルIII組を3アンド1で撃破。「ウィアーが今日は素晴らしいゴルフを見せてくれた。ボギーなしの完璧なラウンド。特にパットは鮮やかだった」とエルスはパートナーの健闘を手放しで絶賛し、チームワークの良さを伺わせた。
その後インターナショナルチームは1勝を米国チームに献上したが、この日の対戦成績を4勝1敗1分とし、4.5ポイントを獲得。初日はわずか0.5ポイントしか獲れず絶不調だったが、通算ポイントを5.0対7.0に戻したことで、明日以降の逆転に望みをつないだ。
3日目はフォーサムとフォーボール、それぞれ5試合を行い、最終日のシングルマッチ12試合になだれ込むが、今大会の対戦成績4勝1敗1分と、これまで圧倒的優位に立っている米国チームが、アウェイで逃げ切って連覇を達成するか? それともホームで戦うインターナショナルチームが残り2日で大逆転劇を演じるか? 最後まで目が離せない展開が続きそうだ。