絶好調のスコット・ホーク（米）が激戦を制した。

　現地時間17日、米チャンピオンズツアーのACEグループ・クラシック（フロリダ州ネイプルズ、クエイル・ウエスト）は最終ラウンドを行った。54ホール終了時で、ホーク、トム・カイト（米）、ブラッド・ブライアント（米）、前日首位のトム・ジェンキンス（米）が通算14アンダーで並ぶ大混戦。4人でのプレーオフに突入した。

　プレーオフ1ホール目は18番パー5で実施され、ホークだけがバーディを奪取。他の3人はバーディを獲れず、意外にも勝負はあっさりついた。ホークは前週のアリアンツ選手権にも勝っており、2週連続優勝。シーズン序盤からエンジン全開で飛ばしている。

　プレーオフに1打及ばなかった5位に、ニック・プライス（ジンバブエ）。ローレン・ロバーツ（米）、ジェフ・スルーマン（米）の2人が通算12アンダー6位タイで3日間の競技を終えた。

　一方、第1ラウンド5位タイと好スタートを切った尾崎直道は、前日に続いてこの日もスコアを伸ばしきれず、悔しい思いを味わった。4番からの3連続を含む4つのバーディを奪いながら、ボギーも3つ叩いて1アンダー71でホールアウト。通算9アンダー16位タイとトップ10入りを逃した。