グリーンジャケットを2度着た男、ベルンハルト・ランガー（独）が、息子と同じ舞台に立つ。

　欧州ツアーのKLMオープンが現地時間23日、オランダ、ザントフォールト、ケンネマーG＆CCで開幕。過去今大会で3勝しているランガーだが、5週前に腎臓結石のため戦線を離脱し今大会が復帰戦となる。うれしいことに17歳の長男、ステファン君が出場権を得ており、親子出場に自然と顔がほころんでくる。

　スクラッチプレーヤーのステファン君は、父と組んで出場したファーザー＆サンチャレンジで05、06年と連覇を果たしており、大舞台でも動じることはない。だが、スイング改造中ということもあり父の予想はシビアなもの。「コースも難しいリンクスだし、予選を通るとは正直、思えない」。父は自分のプレーよりも息子が心配な1週間になりそうだ。

　一方、23日に開幕した国内ツアー、KBCオーガスタゴルフトーナメントのディフェンディング・チャンピオンである手嶋多一は、欧州ツアーに専念。今大会にも出場し、上位を狙っている。