大山志保が2年連続賞金女王に向けてエンジン全開だ。

　10日に開幕する国内女子ツアー、NEC軽井沢72ゴルフトーナメント（長野・軽井沢72G北C）に、ディフェンディング・チャンピオンとして参戦する大山は、現在賞金ランキング首位の全美貞（韓）に約3,200万円差で同ランク5位に甘んじている。もちろん、メジャーを中心に海外ツアーに参戦し、国内を留守にしたための数字でもあるのだが、それでも昨年の女王として納得できるものではない。

　今大会の優勝賞金は1,080万円と一気に全に追いつくには足りないが、まだまだシーズンは半ば。公式戦が続く9月に調子のピークを持っていくためにも、カギを握る大会となるはずだ。

　米ツアーからはポーラ・クリーマー（米）が参戦し、全英リコー女子オープン7位タイの佐伯三貴も出場。例年、天候が不順な大会だけに、その辺りのツキも勝負の行方を左右する。