強風下の戦いをスティーブ・フレッシュ（米）が制した。

　WGC-ブリヂストン招待と同週開催の米ツアー、リノ・タホ・オープン最終ラウンドが現地時間5日、ネバダ州リノ、モントリューG＆CCで行われた。通算15アンダーの5打差単独首位でスタートしたフレッシュが、落ち着いたプレーを披露。第1ラウンドから首位に立ち、3日間で10ホールしかグリーンをはずさなかったレフティーだが、この日は難しい風のため、10ホールで3回しかパーオンできないコンディション。それでも決して慌てなかった。

　3バーディ、3ボギーのイーブンパー72とスコアは伸ばせなかったものの、通算15アンダーで、2位タイのチャールズ・ウォーレン（米）、ケビン・スタドラー（米）に5打差つけ完全勝利で、ツアー3勝目を飾った。

　前日2位タイのジョン・メリック（米）は、2つスコアを落として通算8アンダー4位タイ。日本勢はいずれも予選で姿を消している。