殿堂入りが決まっている朴セリ（韓）が、ロレックスランキング（女子世界ランキング）5位に浮上した。

　米女子ツアー、ジェイミー・ファー・オーウェンズ・コーニング・クラシックで今季初優勝を飾った朴は、米国時間16日発表の最新ランキングで8位から5位にランクアップ。実力者としての存在感を強くアピールした。

　同大会で朴と優勝争いの末、単独2位に終わったモーガン・プレセル（米）は、ランク6位のまま。だが、朴の上昇に伴い、マクドナルドLPGA選手権優勝のスーザン・ピーターセン（ノルウェー）が2ランクダウンの7位。ポーラ・クリーマー（米）も1ランク落として8位となっている。

　1位ロレーナ・オチョア（メキシコ）、2位カリー・ウェブ（豪）、3位アニカ・ソレンスタム（スウェーデン）の上位陣に変動はない。

　日本勢最高位の宮里藍は、同大会に出場しなかったこともあり前週までと同じ12位。大山志保が14位で続いている。また、国内ツアーのスタンレーレディスゴルフトーナメントで今季3勝目を挙げ、賞金ランキング首位に躍り出た上田桃子は、前週までの25位から21位に順位を上げた。