米チャンピオンズツアーNo.1を決める最終戦の幕開けだ。

　現地時間25日開幕のチャールズ・シュワッブ・カップ選手権（カリフォルニア州ソノマ、ソノマGC）は、賞金ランキング30位までのトッププレーヤーだけしか出場できない最後の戦い。この大会で、チャールズ・シュワッブ・カップ（レギュラーツアーのフェデックスカップポイントのようなシステム）のタイトルを獲得できる可能性があるのは、全部で4人。首位のローレン・ロバーツ（米）、2位ジェイ・ハース（米）、3位トム・ワトソン（米）、4位ブラッド・ブライアント（米）だけとあって、し烈な戦いが繰り広げられるに違いない。

　中でも同ポイントランク2位、賞金ランキング1位のハースは、ナショナルQTに挑戦中の息子、ジェイ・ジュニアのことが気になってならないが、逆にこれをエネルギーとしてダブルタイトルを狙う。

　日本勢では、賞金ランキング17位の尾崎直道のみが参戦。トッププレーヤーだけのフィールドで、チャレンジャーとして初優勝への意欲十分だ。