欧州ツアーに数多く参戦することを宣言したジョン・デイリー（米）が、早速欧州、アジア両ツアー共催のUBS香港オープン（現地時間20日開幕、香港GC）に登場する。

　すでに2009年シーズンの幕を開けた欧州と、2008年シーズンの大詰めを迎えたアジア。その共催大会だけに出場選手は華やかだ。メジャー2勝のデイリー1人でも話題沸騰なのに、米チャンピオンズツアー賞金王でマスターズ2勝のベルンハルト・ランガー（独）、ライダーカップ欧州チーム主将のニック・ファルド（英）、マスターズ2勝のホゼ・マリア・オラサバル（スペイン）が参戦。ポール・ローリー（スコットランド）、マイケル・キャンベル（ニュージーランド）とメジャー王者が6人居並んでいる。

　さらにディフェンディング・チャンピオンのミゲール・A・ヒメネス（スペイン）、コリン・モンゴメリー（スコットランド）ら実力者も揃い、国際都市香港らしいにぎやかな彩りとなっている。

　日本からはアジアンツアーで実績を持つ清田太一郎が出場。百戦錬磨の面々を相手にする失うものはない戦いに挑む。