賞金王とチャールズ・シュワッブカップ（成績をポイントに換算して競う）を巡り、シーズン大詰めの米チャンピオンズツアーの戦いが激しさを増している。

　現地時間17日から開催される同ツアーのアドミニスタッフ・スモール・ビジネス・クラシック（テキサス州ウッドランズ、ザ・ウッドランズCCトーナメントC）を前にしたチャールズ・シュワッブカップポイントランキングは、前週のメジャー大会、コンステレーション・エナジー・シニア・プレーヤーズ選手権で2位に入ったフレッド・ファンク（米）が2,422ポイントで首位。それまでトップをキープしていたジェイ・ハース（米）を28ポイント差で抜いて、一気にタイトル奪取の勢いを見せている。

　一方、ハースは3年連続賞金王に向けて賞金ランキング首位を走っているが、2位のベルンハルト・ランガー（独）との差は小さく、こちらの行方も気になるところ。

　日本勢は尾崎直道、倉本昌弘の2人が参戦し、残り少ないシーズンを全力で戦う。