ゴルフ界の英雄、故セベ・バレステロス氏（スペイン）を偲ぶ大会で、100万ドル（約8,190万円）近くの寄付金が集まった。

　悪性の脳腫瘍の合併症により、5月7日に54歳の若さで亡くなったセベを偲び、現地時間23日に英ウェントワースCで行われたオレ・セベ！　プロアマには、故国の後輩、ホセ・マリア・オラサバル（スペイン）を始め、コリン・モンゴメリー（スコットランド）、レティーフ・グーセン（南ア）ら、24人の欧州ツアートッププレーヤーたちが勢揃い。オークションと共に寄付金を募り“セベ・バレステロス・ファウンデーション（基金）”と英国のガン研究に対する寄付が99万6,100ドル（約8,160万円）集まった。

　セベを崇拝してやまない後輩であり、友人でもあるオラサバルは「みんなのしてくれたことを彼（セベ）は誇りに思っているに違いない」と、感慨深げに語った。