ジェイ・ハース（米）が史上初の米チャンピオンズツアー3年連続賞金王を狙い、今季最後のメジャー、コンステレーション・エナジー・シニア・プレーヤーズ選手権（現地時間9?12日、メリーランド州ティモニアム、ボルチモアCCイーストC）に挑む。

　1980年に始まった同ツアーで、これまで3年連続賞金王タイトルに輝いた選手はいない。ハースは、一昨年、昨年とタイトルを手にしており、現在もランキング首位。だが、2位のベルンハルト・ランガー（独）が、わずか1万9,353ドル（約193万円）差で追ってきており、予断を許さない状況だ。

　今大会を含めて今季は残り4試合。ハースは現在54歳だが、やはり同ツアーでは若いほど有利という前例があるだけに、ここで一気に決めたいところだ。

　一方、日本選手にとっても優勝賞金39万ドル（約3,900万円）の今大会は重要な戦いとなる。尾崎直道は、来季のシード権（30位以内）ギリギリのランク29位で、1ドルでも多く稼ぎたいところ。一方、同70位の倉本昌弘は、一発逆転の優勝を狙うしかない状況に追い込まれている。