シーズンオフに開催される元祖高額賞金トーナメント、ネッドバンク・ゴルフ・チャレンジ（南ア、ゲーリー・プレーヤーCC）で世界ランクNo.1のリー・ウェストウッド（英）が単独トップに躍り出た。

　現地時間3日に行われた第2ラウンド。初日3位につけていたウェストウッドは8バーディ、ノーボギーの完璧な内容で8アンダー64をマークし、通算12アンダーとして2位のロス・フィッシャー（英）に3打差をつけ首位の座を奪った。通算6アンダー3位タイにエドアルド・モリナリ（伊）、ミゲール・A・ヒメネス（スペイン）、パドレイ・ハリントン（アイルランド）が並び、通算5アンダー単独6位に地元期待のアーニー・エルス（南ア）が続く展開。ディフェンディング・チャンピオンのロバート・アレンビー（豪）は通算4アンダー7位タイにとどまっている。

「最近あまりゴルフをしていないから試合勘が鈍っている。でも今日は良いプレーができた。昨日は序盤でつまずきエンジンがかからなかったけど、今日はすべてがスムーズだった。落ち着いていたね」と快調なラウンドを自画自賛したウェストウッド。今大会では欧州ツアーを中心に世界で活躍する強豪12名が凌ぎを削り、優勝賞金は125万ドル（約1億円）で最下位の選手にも25万ドル（約2,000万円）が贈られる。