今季の米チャンピオンズツアーをけん引してきたベルンハルト・ランガー（独）とフレッド・カプルス（米）との最後の戦いの火蓋が切って落とされる。

　賞金ランクトップ30のプレーヤーのみが出場を許されるシーズン最終戦、チャールズ・シュワブカップ選手権が現地時間4日、カリフォルニア州のハーディングパークGCを舞台に開幕。100万ドル（約8,120万円）のボーナスがかかったチャールズ・シュワブカップと年間王者を巡る争いが繰り広げられる。年間王者を決めるポイントランクでは現在のところランガーが首位だが、582ポイント差の2位でカプルス、1617ポイント差の3位ラス・コクラン（米）が追っている。その他、賞金王やプレーヤー・オブ・ザ・イヤーもかかるシニアたちの熱い戦いから目が離せない。

　日本勢では、賞金ランク27位の尾崎直道が参戦。すでに来季のシード権は確定させており、安心して大舞台に臨むことができる状況だ。シーズン最後のビッグトーナメントでシニア初優勝を目指す。