米チャンピオンズツアーの今季メジャー第4戦、ジェルド-ウェン・トラディション（オレゴン州、クロスウォーターC at サンリバー）は現地時間20日に第2ラウンドの競技を終え、2日連続5アンダー67で回ったD.A.ワイブリング（米）が通算10アンダーまでスコアを伸ばし単独トップに躍り出た。

　2打差の単独2位にトム・レーマン（米）が続き、通算7アンダー3位タイにフレッド・ファンク（米）、ボブ・ツウェイ（米）、ギル・モーガン（米）、ジャイ・ドン・ブレイク（米）の4人。また、この日7アンダー65と爆発したジェイ・ハース（米）がメジャー3連勝を狙うベルンハルト・ランガー（独）と並び通算6アンダー7位タイに浮上している。

　日本勢では、初日26位タイにつけていた尾崎直道が3バーディ、3ボギー、1ダブルボギーと出入りの激しいゴルフで2オーバー74。通算1オーバーの43位タイまで順位を落とした。現在賞金ランク31位につけている尾崎にとって、トップ30入りし来季のシード権を確保するのがシーズン終盤戦の最大の目標。残り2日、このままずるずると後退するわけにはいかない。

　また、初日64位と出遅れていた青木功も第2ラウンドではバーディを1つしか奪えず、後半4連続ボギーを叩くなど乱れて5オーバー77。通算11オーバーで前日と変わらず64位に低迷している。