タイガー・ウッズ（米）が復帰戦を戦ったマスターズについて自らのブログで感想を述べた。

　自身のホームページでタイガーはマスターズを振り返るとともに、今後のスケジュールや近況、さらにはロレーナ・オチョア（メキシコ）の現役引退にまで言及した。マスターズに関してはファンの温かい出迎えに感激しきりで「思っても見なかった反応に大いに励まされた。一生忘れない」と感謝の言葉を並べ、優勝したフィル・ミケルソン（米）と家族を祝福。彼らが昨年来直面してきた困難を思い遣る言葉を綴っている。

　また「少ない準備期間で4位タイに入れたことは期待以上。サンデーバックナインで優勝争いの興奮を味わうことが出来た」としながら、「チャージが必要なことはわかっていたのに、それが出来なかった。ゴルフの調子がそこまでの領域に達していなかった」と勝てなかった悔しさも吐露。しかし最近、自宅に近いアイルワースCCでチャンピオンズツアーでプレーする友人のジョン・クック（米）とプレーしたとき、17番パー5でアルバトロスを達成し『63』をマークしたことを打ち明け「ゴルフの調子は上向き」と語っている。

　プライベートではエリン夫人との離婚の噂がたえないが、「マスターズのあとはスキューバーダイビングを楽しみ、家族と一緒に過ごした」と記しているのは、世間の噂を打ち消すためか？

　次回タイガーを試合で見られるのは次週米ツアーのクエールハロー選手権。さらにザ・プレーヤーズ選手権、AT＆Tナショナルの参戦もすでに決まっている。