メジャー7勝のアーノルド・パーマー（米）が、議会金章（コングレッショナル・ゴールドメダル）を受賞することが現地時間29日分かった。

　その強さとカリスマ性で米国にゴルフブームを巻き起こし、今日のツアーの礎を作り“ザ・キング”の名で呼ばれているパーマーは、9月10日に80歳の誕生日を迎えたばかり。全米をあげて祝福を受けたのは記憶に新しいが、さらなる喜びが待っていた。

　1993年にビル・クリントン大統領（当時）からナショナル・スポーツ・アワードを受け取り、2004年にはジョージ・W・ブッシュ大統領（当時）からプレジデンシャル・メダル・オブ・フリーダムを受賞。さらなる栄誉に、魅力あるいつもの笑顔を見せた。

　議会金章に選ばれたプロゴルファーは、これまでバイロン・ネルソン（米）しかいない上、ネルソンの受賞は、没後間もない2006年のこと。それだけに存命中の受賞となると初めてということになる。授賞式は30日、ホワイトハウスでバラク・オバマ大統領の手で行われる予定。