約1か月ぶりの登場となったジェイ・ハース（米）がノーボギーの10アンダー62でトーナメントをリードした。

　米チャンピオンズツアーのグレーター・ヒッコリー・クラシック at ロックバーン（ノースカロライナ州、ロックバーンG＆スパ）が現地時間の18日開幕。ジェルド-ウェン・トラディション以来の登場となるハースが第1ラウンド、自身の同ツアーベストスコア『62』（レギュラーツアー時代のベストスコアは61）と爆発し単独トップに立った。ハースは4年前の今大会チャンピオンでもあり、『62』は08年R.W.イークス（米）が記録したトーナメントレコードにあと1打と迫るもの。

　3打差の単独2位にギル・モーガン（米）が続き、6アンダー66の3位タイに今季2勝目を狙うニック・プライス（ジンバブエ）、ジェリー・ペイト（米）、トム・ジェンキンス（米）がつけている。今年満50歳となりチャンピオンズツアー初見参を果たしたデビッド・フロスト（南ア）は4アンダー68とまずまずのスコアで15位タイからのスタートを切った。

　一方、日本勢唯一出場の尾崎直道は2アンダー70で回り、32位タイとやや出遅れた。だが、上がり2ホール連続バーディと第2ラウンドにつながる内容で初日を締めくくっており、巻き返しが期待される。