大詰めを迎えた米チャンピオンズツアーは現地時間1日、エンシュア・クラシック at ロックバーン（ノースカロライナ州ロックバーンG&S）が開幕。この日行われた第1ラウンドで賞金ランク1位のベルンハルト・ランガー（独）と同ランク2位のフレッド・カプルス（米）がともに6アンダー66の好スコアをマークし、単独首位のピーター・シニア（豪）に1打差の2位タイと絶好のポジションを確保した。

　だがスコアは同じでも内容は対照的。安定感のあるプレーでノーボギーのランガーに対し、カプルスは1イーグル、6バーディ、2ボギーの出入りの激しいゴルフ。対照的な2人は今週も最後まで優勝戦線を賑わしてくれそうだ。

　その他上位陣は、ランガー、カプルスと並ぶ2位タイにトム・カイト（米）、首位と2打差の5位タイにニック・プライス（ジンバブエ）、ハル・サットン（米）ら5人。ディフェンディング・チャンピオンのジェイ・ハース（米）は3打差の10位タイにつけている。

　一方、現在賞金ランク30位と来季のシード権ぎりぎりのところで戦っている尾崎直道はスタートダッシュならず。1イーグル、2バーディ、4ボギー、1ダブルボギーとカプルス以上に出入りの激しいゴルフで2オーバー74を叩き、62位タイと出遅れた。