タイガー・ウッズ（米）が、親友のために出場したチャリティイベントで優勝した。

　現地時間24日に行われたノタ・ビゲイIII・ファウンデーション・チャレンジ・スキンズは、スタンフォード大ゴルフ部の寮でタイガーとルームメイトだったノタ・ビゲイIII（米）がホストを務めているもの。トーナメント以外の仕事も忙しいタイガーがこういったイベントに登場することはあまりないが、今回は親友のために出場していた。

　このイベントを主催するビゲイIIIは、ツアー唯一の純粋なネイティブ・アメリカンの選手。集まった基金は、肥満や糖尿病に苦しむネイティブ・アメリカンの子供たちがゴルフやサッカーなどフィットネスを行うために使われる。

　一日中リラックスした表情を見せていたタイガーは、「ノタのためなら何でもするよ。今日はここに来てノタの情熱に驚かされた。彼の友人として誇らしい気持ちだよ」とコメント。ビゲイIIIも「タイガーが来てくれたことは本当に大きな意味がある。でも、彼はだいぶ楽しんでいたね」と感謝の気持ちとともに親友との楽しい時間をふり返った。

　なお、タイガーは23万ドル（約2,160万円）を稼いで、ディフェンディング・チャンピオンのカミロ・ビジェガス（コロンビア）、マイク・ウィアー（カナダ）、ビゲイIIIを下してスキンズゲームを制した。